遺骨ジュエリーの相場は?価格を抑える方法
「遺骨ジュエリー」は、大切な方のご遺骨を“ジュエリー”というかたちで手元に残す、あたたかな供養のひとつです。けれども、比較的新しい方法であるため、「どんな種類があるのか」「費用の目安は?」など、まだあまりよく知られていない部分もあります。
この記事では、遺骨ジュエリーの種類や相場をわかりやすくご紹介するとともに、費用を抑えるためのヒントや、後悔しない選び方についても丁寧に解説します。
納得のいく、自分らしい供養のかたちを見つけるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

遺骨ジュエリーのタイプ
遺骨ジュエリーは、大きく分けて「封入タイプ」と「宝石化タイプ」の 2 つに分類されます。
まずは、それぞれの特徴や魅力を見てみましょう。
封入タイプ
「封入タイプ」は、ご遺骨やご遺灰の一部を専用の容器に納め、ジュエリーとして仕立てたものです。比較的手軽に取り入れやすいことから、初めての手元供養として選ばれる方が多くいらっしゃいます。
主なアイテムには、指輪・ペンダント・ブレスレットなどがあり、デザインのバリエーションも豊富です。日常に自然に溶け込む控えめなものから、しっかりと存在感のあるものまで、ご自身のスタイルや故人様への想いに合わせて、自由に選ぶことができます。
なかには、故人様の好きだった色やモチーフをアレンジとして取り入れられるものもあり、「その人らしさ」を大切にした一品に仕上げられるのも魅力のひとつ。気負わず身につけられるやさしいジュエリーとして、日々の暮らしにそっと寄り添ってくれます。
宝石化タイプ
「宝石化タイプ」は、ご遺骨から抽出した炭素などの成分をもとに、人工的につくられた宝石を指します。代表的なものとしてはダイヤモンド・モアサナイト・サファイア・真珠が挙げられ、そのままご自宅に飾るだけでなく、指輪やネックレスなどのジュエリーに仕立てることもできます。
宝石化タイプの魅力は、なんといっても唯一無二の特別感。故人様のご遺骨から生まれた宝石は、見た目の美しさはもちろん、その背景に込められた想いや絆の深さが、何よりも大切な価値となります。
封入タイプのように、「お骨をそのまま身につけることへの抵抗感」がある人にも受け入れやすく、美しい輝きが心をそっと癒してくれるでしょう。
このように、封入タイプにも宝石化タイプにも、それぞれの魅力があり、どちらも「大切な人とつながっていたい」という、ごく自然な想いにやさしく寄り添ってくれる供養のかたちです。遺骨ジュエリーについてもう少し詳しく知りたい方は「遺骨でつくるジュエリーとは|ネックレス・指輪・ペンダントの特徴解説」の記事をご覧ください。
封入タイプ|相場と価格を抑える方法
遺骨ジュエリーのおおまかな種類がわかったところで、次に、それぞれの相場を見てみましょう。
まずは封入タイプの価格、そして費用を抑える方法についてご紹介します。
封入タイプの費用相場は?
封入タイプは、遺骨ジュエリーの中でも比較的手頃な価格で購入することができ、おおよその相場としては以下の通りです。
【封入タイプの相場】
・指輪: 5 万円~15 万円
・ペンダント:2 万円~10 万円
・ピアス:3 万円~10 万円
価格は、使用する素材やデザイン、刻印や装飾の有無などによっても大きく変わります。シンプルなデザインであれば数万円台での制作も可能ですが、プラチナやゴールドなどの高級な素材を使用する場合は、それに応じて価格も上がっていくでしょう。
封入タイプの価格を抑えるための工夫
封入タイプのジュエリーは、選び方や工夫次第で、費用を抑えながらもご自身の想いをしっかりと込めることができます。無理のない範囲で、大切な方とのつながりをかたちにするためのヒントを、いくつかご紹介いたします。
【デザインをシンプルにする】
封入タイプは、細かな装飾や特殊な加工を加えるほど、その分費用が上がります。装飾を抑えたシンプルなデザインを選ぶことで、価格を抑えられるだけでなく、日常使いにもなじみやすく、さりげなく身につけることができるでしょう。
【素材選びでコストを調整する】
樹脂やシルバーといった比較的手頃な素材を選ぶことで、ジュエリー全体の価格を抑えることができます。見た目や耐久性に問題がなければ、想いに寄り添う一品を、より現実的な価格で実現できるでしょう。
【セミオーダーで個性を添える】
費用を抑えながらも「その人らしさ」を大切にしたい方には、既製デザインをベースにしたセミオーダーがおすすめです。故人様のお名前を刻んだり、好きだった色の石を取り入れたりすることで、あたたかな想いをさりげなく込めることができます。
【インターネットで価格を比較する】
封入タイプのジュエリーは、インターネットでも購入可能なため、価格やデザインを比較しながらじっくり検討することができます。時間をかけて探すことで、より費用を抑えたアイテムを見つけることができるかもしれません。

宝石化タイプ|相場と価格を抑える方法
次に、宝石化タイプの相場と、費用を抑えるためのポイントをご紹介します。
宝石化タイプの費用相場は?
宝石化タイプは、封入タイプに比べて高額になりやすい傾向があります。おおよその相場は
以下の通りです。
【宝石化タイプの相場】
・遺骨ダイヤモンド:60 万円~300 万円
・遺骨モアサナイト:23 万円~35 万円
・遺骨サファイア:30 万円~80 万円
・遺骨真珠:50 万円
宝石化にかかる費用は、加工方法や、製造場所によって大きく変わるのが特徴です。たとえば、遺骨ダイヤモンドはそのほとんどが海外で製造されており、また、生成には高度な設備と膨大なエネルギーを必要とするため、費用も高額になります。詳しくは「遺骨を宝石にする作り方|モアサナイト加工の流れと注意点」をご覧ください。
宝石化タイプの価格を抑えるための工夫
宝石化タイプの遺骨ジュエリーも、選び方や工夫次第で、無理のない価格に抑えることが可能です。ここでは、代表的な節約ポイントをご紹介します。
【サイズやデザインを見直す】
宝石化タイプは、宝石のサイズが大きくなるほど、またカットが複雑になるほど、費用も高くなりがちです。控えめなサイズや、一般的に多く使われているカットを選ぶことで、上品な美しさを保ちながら、コストを抑えることができます。
【国内生産の業者を選ぶ】
海外で遺骨宝石を生成している業者を選ぶと、そのぶん輸送コストがかさみます。国内で一貫して生成・加工を行っている業者に依頼することで、お骨を郵送するための費用を抑えることができるでしょう。
【仕立ての素材やデザインを工夫する】
完成した宝石を、指輪やネックレスなどのジュエリーに仕立てる際、使用する素材やデザインによって価格に大きく異なります。封入タイプと同様に、装飾を抑えたシンプルなデザインや、比較的手頃な素材を選ぶことで、想いを込めた一品を、より現実的な価格で手元に残すことができるでしょう。
【見た目が似ている宝石を選ぶ】
遺骨宝石の中でも、もっとも高額になりやすいのがダイヤモンドです。無色透明が一般的ですが、ブルーなどの色を加えることもできます。このダイヤモンドを、見た目の美しさが近いモアサナイトやサファイアに変えることで、費用負担を大きく軽減することが可能です。
価格だけで選ぶリスクと注意点
遺骨ジュエリーは決して安くはないため、「費用を抑えたい」と考えるのはごく自然で正直な感情です。けれども、価格だけを重視してしまうと、思いがけないトラブルや後悔を招いてしまうこともあります。
ここでは、価格優先の落とし穴と、後悔しない選び方についてご紹介します。
相場よりも安いものだけを求めた先にあるリスク
できるだけ費用を抑えて、相場よりもずっと安い遺骨ジュエリーを選んだ結果、
「ジュエリー本体の仕上げが甘く、短期間で破損してしまった」
「写真では美しく見えたのに、実物はまったく印象が異なっていた」
といったような後悔が残ってしまうことがあります。
また、安さゆえに保証やアフターケアが整っておらず、
「業者に預けたご遺骨がきちんと扱われているのか不安だった」
「相談先もわからないまま困ってしまった」
というようなケースも……。
遺骨ジュエリーは、触れるたびに故人様の存在をそばで感じられる、やさしい供養のかたちです。その選択には、ご家族の深い愛情や、かけがえのない想いが込められています。けれど、もし「価格」だけで選んでしまったなら──本当に望んでいた供養とは、少し違う結果になってしまうかもしれません。
大切なのは、価格だけにとらわれすぎないこと。
その選択に、自分自身がきちんと納得できるかどうかです。
無理のない範囲で、想いにきちんと寄り添ってくれる選択肢を見つけていくことが、後悔のない第一歩となるでしょう。
信頼できる業者を選ぶことの大切さ
遺骨ジュエリーを制作するうえで、信頼できる業者との出会いは何より大切です。価格が適正であることはもちろんですが、制作の工程、対応の丁寧さ、保証内容など、さまざまな面で安心できるかどうかによって、出来上がったジュエリーへの満足感も大きく変わってきます。
安心して託すために、業者を検討する際は以下のようなポイントをチェックしてみましょう。
・相場に近い、適正な金額である
・製品や、ご遺骨の取り扱いについて丁寧に説明してくれる
・見積もりの内容が明確で、不明点が残らない
・過去の事例や口コミを見ることができる
・アフターケアや保証が充実している
こうした点をひとつひとつ見極めながら選ぶことで、「価格の安さ」に惑わされない、心から満足のできる選択ができるようになります。
遺骨ジュエリーのお悩みはイロアティークにご相談ください
大切な人の一部を預けるアイテムである以上、その透明性や信頼性をお客様にきちんと感じていただく──
これは、遺骨ジュエリーに携わる多くの業者が心がけていることです。
たとえば、遺骨モアサナイトを国内で生成している「イロアティーク」では、取り違えのないよう細心の注意を払い、お預かりしたご遺骨を一件ごとに個別で保管。管理番号を付けて、すべての工程で確認を重ねながら、確かな技術を持つ日本の職人が一粒ずつ丁寧に仕立てています。
とはいえ、こうした体制の細やかさや安心感は、どうしても言葉だけでは伝わりにくいものです。
ご不明な点、ご家族だけでは決めきれないこと、どんな些細なことでも構いません。遺骨ジュエリーに関することは、どうぞお気軽にご相談ください。
お電話でのお問い合わせはこちら
0120-666-206(平日 9:00~18:00)
メールでのお問い合わせはこちら
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遺骨ジュエリーの相場に関する FAQ
遺骨ジュエリーは「この季節は高くなる」「特定の時期は安くなる」といったような価格変動はほとんどありません。
ただし、使用する素材の価格変動や、加工にかかる人件費・燃料費の高騰など、社会的な要因によって相場が上下することはあります。特に近年は、貴金属や輸送コストの高騰が活発なこともあり、今後、価格がゆるやかに上昇していく可能性があるかもしれません。
供養の方法は人それぞれであり、「いくらかけたか」がそのまま「どれだけ心がこもっているか」を表すわけではありません。
大切なのは「どのように供養してあげたいか」と考える気持ちそのもの。
無理のない範囲で選んでもまったく問題ありません。ご自身の気持ちと向き合いながらじっくりと選んだそのかたちは、きっとあたたかな供養として、日々の暮らしに寄り添ってくれるはずです。
お墓を新しく建てて埋葬する場合、その費用は 200 万円近くに及ぶと言われています。一方、遺骨ジュエリーは、安いものは数万円から取り入れることが可能です。
ただし、遺骨ジュエリーに使うお骨はごく一部であるため、残りのお骨の供養方法を別に考えなければなりません。宝石やジュエリー部分の素材、さらに残ったお骨の供養方法によっては、従来の「お墓に埋葬する」供養よりも高くなることがありますので、ご家族でよく検討してから決めるようにしましょう。
遺骨ジュエリーと組み合わせることのできる供養方法やそれぞれの相場については「お墓はいらない?それでも供養できる方法 3 選」でご紹介しております。ぜひ参考になさってください。
相場を押さえて心から納得できる遺骨ジュエリーを
遺骨ジュエリーは、大切な方とのつながりを感じながら過ごしていくための、かけがえのないかたちです。使用する素材や加工方法によって相場が大きく変わるため、迷ってしまう方も多いでしょう。
大切なのは「価格」だけにとらわれず、自分自身の気持ちにきちんと向き合って考えること。
それでも迷ってしまうときは、どうぞイロアティークにご相談ください。
あなたにとって、もっともふさわしい選択が見つけられるよう、心を込めてお手伝いいたします。