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遺骨モアサナイト|色やカットは選べるの?

Column 作成日:2026.02.28 更新日:2026.02.28

故人様のご遺骨を、美しい宝石として手元に残す――
その新しい供養のかたちは、少しずつ広まりを見せています。

ダイヤモンドやサファイア、真珠など、ご遺骨から生まれる宝石にはさまざまな種類がありますが、近年そこに加わったのが「モアサナイト」という選択肢です。

まばゆい輝きを放つ人工宝石でありながら、ダイヤモンドに引けを取らない美しさと耐性を誇るモアサナイト。その魅力に惹かれた方々からいただくご質問のひとつが
「色やカットは選べるの?」
というものです。

この記事では、遺骨モアサナイトの特徴と、色やカットの選択について詳しく解説します。
ぜひ最後までお付き合いください。

遺骨モアサナイトとは?輝きに託すあたたかな供養

「モアサナイト」という宝石名を初めて聞いたという方もいらっしゃるでしょう。
まずは、遺骨モアサナイトの特徴や魅力を詳しくご紹介します。

ご遺骨から生まれるたったひとつの輝き

モアサナイトはもともと、隕石から発見された大変希少な鉱物です。天然のものはごくわずかしか存在せず、現在一般に流通しているモアサナイトは、石炭や天然ガスを原料として人工的に生成されたものが主流となっています。

そして「遺骨モアサナイト」とは、故人様のお骨に含まれる炭素から生み出される、特別なモアサナイトです。「遺骨からつくる」と聞くと、骨のような質感や色味をイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。けれど実際には、専門家でも見分けがつかないほど天然のダイヤモンドに似ており、宝石としての美しさを十分に備えています。

遺骨モアサナイトの魅力

見た目がダイヤモンドに似ている遺骨モアサナイト。しかし、ダイヤモンドをはるかに上回る輝きを携えているのが特徴です。

“輝き”を示す「光の屈折率」はダイヤモンドの約1.2倍。
“きらめき”の強さを示す「光の分散度」は、ダイヤモンドの約2.5倍。
さらに耐久性についても申し分なく、“傷つきにくさ”を表す「モース硬度」は、ダイヤモンドに次ぐ9.25という高い数値を誇ります。

加えて、
・採掘による環境負荷や、採掘現場での過酷な労働がない
・少ないエネルギーで生成ができる
・ダイヤモンドの10分の1程度の価格で手にすることができる
といった魅力を持ち、「次世代のエシカルな宝石」として、注目を集めています。

より詳しい特徴は、「遺骨から作る宝石|モアサナイトとダイヤモンドの違い」をご覧ください。

遺骨モアサナイトを製作できるのはどこ?

お骨から生成される宝石の多くは、アメリカなどの海外で制作されています。国内の企業にお骨を預け、海外まで届けてもらう仕組みです。
では「遺骨モアサナイト」という新たな宝石は、どこでつくられているのでしょうか。
その答えと背景をご紹介します。

遺骨モアサナイトは日本でしか生成できない

人工のモアサナイト自体は海外でも製造・流通されていますが、遺骨モアサナイトは現状、日本でしかつくることができません。

生成には、必要な成分だけを取り出し、透明感際立つ結晶(宝石)へと育てるという、非常に高度な技術が求められます。

しかも、用いるのは非常に繊細な「人の骨」。

宗教的・文化的な配慮、法的な制約、安全な管理体制など、技術面以外にもクリアしなければならない課題は数多くありました。

そのすべてを乗り越え、世界で初めて人のご遺骨からモアサナイトを生成する技術を確立したのが、日本なのです。

人の遺骨を扱うモアサナイト業者は日本でも1社のみ

現在、日本国内で「遺骨モアサナイト」を制作している業者のなかで、人のお骨に対応しているのは“イロアティーク/Iroatique”の1社です(※2025年現在)。

イロアティークでは、ご遺骨のお預かりから宝石への生成、そしてお届けまで、すべての工程を日本国内で一貫して行っています。

熟練の職人による繊細な手仕事と、安全性に配慮した管理体制──
そして、何よりも故人様への敬意を大切にする姿勢が、世界で唯一となる「遺骨モアサナイト」を支えています。

「イロアティークの安全性は?依頼前に知っておくポイント」では、お骨の取り扱い方法や、お届けまでの流れなどをご紹介しておりますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。

国産モアサナイトで遺骨を宝石に。国内生産の強みとは

遺骨モアサナイトの色やカットは選べる?

イロアティークの遺骨モアサナイトは、全て「無色透明」な状態に、「ラウンドブリリアントカット」を施してお届けしています。

「ラウンドブリリアントカット」とは、宝石のなかに入った光を、理想的な角度で反射させ、最大限の輝きを引き出すために用いられる研磨方法です。60近くある“ファセット”と呼ばれるカット面が、宝石の内部に取り込まれた光を反射させることによって、虹色のような輝きを放ちます。「ダイヤモンドによくみられる代表的な形」と言えば、イメージしやすいかもしれません。

また、丸みを帯びたこのカットは、割れや欠けに強く、ジュエリーとして無理なくお使いい
ただくこともできます。

さらに、「無色透明」は、どのジュエリーデザインにもなじみやすく、故人様の性別や年齢を問わない、どなたにとっても自然に受け入れられる色味。手のひらでまたたく小さな星のような輝きは、ふとした瞬間にあたたかな記憶を呼び起こしてくれることでしょう。

このように、ひとつの色味、一種類のカットの中には、深く、静かに、確かな想いを宿す理由が込められているのです。

デザインの自由度で個性を表現する

遺骨モアサナイトでは、宝石そのものの「色」や「カット」はお選びいただけませんが、完成した宝石をどのようなかたちで手元に残すかは、ご自身の想いに合わせて自由にお選びいただけます。
ここでは、仕立て方やアレンジの工夫によって“その人らしさ”を表現するためのヒントをご紹介いたします。

仕立て方で想いをかたちに

イロアティークの遺骨モアサナイトは、専用のジュエリーボックスに入れた状態でお届けしております。ボックスの蓋を開けると、宝石が立ち上がった状態で見えるようになっており、そのままご自宅に飾って偲ぶことができる特別仕様です。

「ほっと一息つける寝室に」
「家族の会話が絶えないリビングに」
お好きな場所で語り掛け、きらめきに思い出を重ねて──日常に溶け込む、あたたかな供養が実現できるでしょう。

また、完成した遺骨モアサナイトを、指輪やペンダントなどのジュエリーに加工するのもひとつの方法です。お骨からつくった宝石を身につけることは、「いつもそばに感じていたい」という想いに寄り添う選択肢として、多くの方に選ばれています。

日々の暮らしの中で、どのように偲び、供養したいのか。
どうぞ、ご自身やご家族の想いに耳を傾けながら、“あなただけのかたち”を見つけてみてください。

遺骨モアサナイトでつくるジュエリーのアイディア

ご遺骨からつくる宝石を活かしたジュエリーには、指輪・ネックレス・ブレスレット・ピアスなど、さまざまなかたちがあります。
指先に、胸元に、耳元に──ぬくもりを感じたい場所や、日常使いにふさわしいスタイルを考えてみましょう。

また、ジュエリーはかたちだけでなく、素材やデザインの工夫によっても印象が変わります。
たとえば、
・シルバー×シンプルで控えめなデザイン
・プラチナ×華やかで存在感のあるデザイン
といったように、肌の色や普段の装いに合わせて選ぶことで、より自然に、そして長くご愛用いただける仕上がりになります。

さらに、故人様の誕生石をあしらったり、お名前や記念日を刻印したりすることができる工房もあります。“あの人らしさ”をそっと忍ばせるような、そんなアレンジを取り入れてみるのも素敵な方法です。

遺骨モアサナイトの色やカットに関するFAQ

大切な想いを、輝きの中に宿して

イロアティークの遺骨モアサナイトは、「もっとも美しく、もっとも想いを託せるかたちに仕立てるための最上の選択」として、色やカットを統一してお届けしています。

無色透明のモアサナイトに施されたラウンドブリリアントカットは、光を捉え、放ち、広げる特別な設計。
そのひとつひとつの面が、まるで故人様との記憶を映し出すかのように、あたたかな輝きを宿します。

確かな品質、そして「想い」に寄り添う誠実なものづくりを、これからも。
私たちは、大切な方との絆を、ひとつひとつ真心をこめてお届けしてまいります。

ご検討の際には、どうぞお気軽にお問い合わせください。

イロアティーク お問い合わせ・資料請求はこちら
https://iroatique.jp/contact/

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